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不動産売却における財産分与で揉めない!離婚時に必ず知っておくべきポイントを解説
カテゴリ:お役立ち情報  / 投稿日付:2024/09/27 09:24



離婚を検討していて、不動産売却による財産分与について不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
「どのように分けるのが公平なのか。」
「手続きは複雑そうだし、トラブルにならないか心配」
そんな悩みをお持ちの方のために、不動産売却財産分与のポイントを解説します。

□不動産売却財産分与とは?

離婚の際に財産を分けることを「財産分与」といいます。
不動産は高額な財産であるため、離婚時に財産分与の対象となるケースが少なくありません。


1:財産分与の対象となるのは、婚姻中に夫婦で築いた財産です。

具体的には、共有財産と呼ばれるもので、現金や預貯金、株式などの有価証券はもちろん、不動産も含まれます。

2:一方だけが婚姻前から所有していた財産や、相続で取得した財産は、財産分与の対象にはなりません。

3:財産分与は、離婚が成立する前に別居した場合、別居時点までの財産が対象となるのが一般的です。

4:不動産が財産分与の対象となる場合、売却してその代金を分ける方法が一般的です。
住宅ローンが残っている場合は、その残債を考慮して分配方法を決定する必要があります。




□不動産売却財産分与で揉めないためのポイント

不動産売却財産分与は、高額な資産が絡むため、トラブルに発展しやすいものです。
スムーズに手続きを進めるためには、事前に以下のポイントを押さえましょう。

1:不動産の価値を正確に把握すること

不動産の価値は、固定資産税評価額や路線価ではなく、売却した場合の市場価格で判断します。
不動産会社に査定を依頼し、適正な価格を把握することが重要です。

2:分配方法を明確に決めること

売却代金をどのように分けるのか、事前に話し合っておく必要があります。
例えば、売却代金を半分ずつ分ける、住宅ローンの残債を考慮して分けるなど、さまざまな方法があります。

3:住宅ローンの処理について合意すること

住宅ローンの債務者はどちらになるのか、残債はどのように処理するのか、明確な合意が必要です。
ローンが残っている場合は、債務者が売却代金からローンを返済し、残りを分けるという方法が一般的です。

4:専門家への相談を検討すること

不動産売却財産分与は、法律的な知識が必要となる場合も多いです。
弁護士や司法書士などの専門家に相談することで、トラブルを回避し、円滑な手続きを進めることができます。




□まとめ

不動産売却財産分与は、離婚時に発生する複雑な問題です。
事前にしっかりと準備しておけば、トラブルを回避し、スムーズに手続きを進めることができます。
不動産の価値、分配方法、住宅ローンの処理など、重要なポイントを理解し、必要に応じて専門家のサポートも活用しましょう。
当社では不動産の売買をサポートしております。
ぜひ不動産の取り扱いでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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